読書ブログ

読んだ本の感想、または備忘録。

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”文学少女”と繋がれた愚者

文学少女は大変面白いなあ。
この「繋がれた愚者」は文学少女シリーズの3つ目。
武者小路実篤の「友情」の話とリンクしている。
芥川くんの心の闇に迫る、みたいなカンジで、今回も流血沙汰になっちゃう。
遠子先輩の文学少女ぶりが可愛らしいけど、それ以外の登場人物がやたらめったら重くて暗い影を持っているのが、異様にシリアス。
見た目の軽さと中身の重さのギャップ、それに読後の爽快感が文学少女の魅力ではないかと思った。

芥川くんと美羽が知り合いであることが判明。
っていうか美羽が生きているっぽいところで、次回へ続く。



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[ 2010/10/31 15:01 ] 野村美月 | TB(0) | CM(2)

HURTLESS/HURTFUL (ハートレス/ハートフル)

いつもの感じの清水マリコ。
不思議な少女が出てきて、途中で二人でイチャイチャして、少々暗い方向に話が行く。
最後は切ない。

ホームから転落した人を助けたゆずるが、意識不明の重体となって、一躍マスコミに英雄視されるようになる。
その弟の玲夫(れお)は周囲に騒がれて迷惑している毎日。
そんな時、ゆずるから脱走してきた?という、可愛らしい少女が玲夫の前に現れる。
少女は箱の鍵を開けることを目的にしており、玲夫はそれがゆずるの目を覚ます方法なのだろうと推測する。
何かと玲夫のことを気にかけてくれる同級生の蓉さんは、実は過去にゆずると決定的な出来事があり、それがすべての発端であるのだが、本人は無意識のうちに忘れている。
ゆずるとの出来事を思い出したことで、玲夫も蓉さんも傷つくのだが、それを乗り越えていくことで、ゆずるの意識が戻る=脱子が消える結末。

脱子がとにかく可愛らしい。
ちょっとエロイ感じがまた。
表紙とか挿絵の脱子はちょっとギャルっぽすぎてイメージと違う。
もっと砂糖菓子っぽい感じを出していただきたい。

意識を戻したゆずるが脱子の記憶を持っていたらやだな。
あー、脱子が蓉さんのことを知らないと言っていたのは、蓉さんがゆずるのことを忘れたのと同じように、ゆずるが蓉さんのことを忘れたからか!今わかった。


[ 2010/07/06 22:30 ] 清水マリコ | TB(0) | CM(0)

カクレカラクリ

大学生の男子2人と女子1人、高校生2人が、田舎の旧家に120年ぶりに動き出すと言われている隠れ絡繰りの謎に挑む。

男子2人の郡司と栗城の違いが最後まで分からなかった。
どっちも廃墟マニアで話す内容は似たり寄ったりの上に、口調も一緒だし。

花梨と玲奈はどちらも旧家である真知家のお嬢さん。
太一は、やっぱり旧家の山添家の坊ちゃん。
互いの家は仲がとっても悪いけど、本人同士は割と仲が良い。

第三勢力的に、からくりを作った礒貝家があって、現在は理科の先生をやっている。
実は隠れ絡繰りは旧家の秘密を隠していて、これが動いたときに何が起こるのかなあ?って話。


あとがきに栗山千明が書いているのを読んで初めて知ったんだけど、以前にTVドラマ化されていたみたい。
ネットで調べてみたら、コカコーラの120周年記念での書き下ろしとのこと!
道理で玲奈がいつも首からコーラを下げているわけだ。


[ 2010/07/03 00:06 ] 森博嗣 | TB(0) | CM(0)

とある魔術の禁書目録8

白井黒子が主役。
レムナントを収集しようとする名前が異常に難しい瞬間移動能力者と戦う。
上条さんとインデックスは完全に空気でした。
なぜか最後に一方通行さんが急に出てきて、敵を倒しちゃう。

表紙の黒子がなんか可愛らしい系の顔になっているので、新キャラかと思ってしまう。
あと、あとがきによると男は1人しか出てこないということですが、一方通行はどうなんだろう。



[ 2010/07/02 10:41 ] 鎌池和馬 | TB(0) | CM(0)

君の嘘、伝説の君

嘘シリーズ第2弾。

おとなしい美少女の智奈と仲良くなった主人公の操。
きっかけは国語の時間に読まされたひねくれてカッコつけた作文を読んだこと。
一緒に行って海で昔隠したコマをあげたり。

最後の方はよく分からない展開。
二重人格で智奈は消えちゃったってこと?

完全な端役なのに「るなちー」の結末が悲惨でかわいそうだ。

それにしても、キュンキュンする感じの雰囲気がよい。
絵がまた良い。
んー、MF文庫ダ・ヴィンチの「侵略する少女と嘘の庭」からハマった嘘シリーズですが、MF文庫Jも買っちゃおうかな。




[ 2010/06/21 23:30 ] 清水マリコ | TB(0) | CM(0)

とある魔術の禁書目録6

表紙絵が典型的な巨乳メガネっ娘なので、本屋だととても買いづらい本。

このメガネっ子は実は人間じゃなくって、学園都市のいろんな思念が集まって作り出した形なんだぜ。
つい最近自分でも知らないうちに実体化していたから、やることなすこと初めての経験。

あと、イギリス正教からの刺客で、小汚いゴシックロリータドレスの女がでるよ。
扉絵ではなんか男みたいだがな。


[ 2010/06/13 22:32 ] 鎌池和馬 | TB(0) | CM(0)

クレギオン6 アフナスの貴石

ロイドが突然会社を解散しちゃって、しかもアルフェッカ号も勝手に売っぱらっちゃった。
残されたマージとメイは、アルフェッカ号を買取った怪しいオッサンと少女の二人組と行動を共にする。
二人は詐欺師で、ロイドは偽の余命宣告を受けちゃってて、宝石探しに行っちゃてるので。

惑星レベルの大きさの鉱物生物が、ロイドのいう適当な人生観に共鳴して「なんとかなるさ」的に宇宙に出ちゃうという、スケールがでかい感じのSFも入ってます。

やべ、完全にネタバレだな。



[ 2010/06/13 22:25 ] 野尻抱介 | TB(0) | CM(0)

とある魔術の禁書目録7

ローマ正教と天草式とイギリス正教が揉め事を起こす話。
えっと、暗号化されていて何が書いてあるかだれも知らないんだけど、きっとものすごいことが書いてあるに違いない「法の書」の買い得に成功したシスターオルソラをめぐって、ローマ正教と天草式がやったりやられたり。
なんとなく上条さんとインデックスとステイルが一緒に戦ってみたり。

今回はローマ正教が悪者だぞ。
中盤までは天草式が悪そうなのにな。
まさか当麻の布団に寝ぼけて入り込んだり、シャワーシーンを覗かれたりしてたロリータミニスカシスターが一番悪いやつだとは。

あと、神裂火織は異常に強いんだから、もうちょっと天草式を助けてあげてもいいのに。

相変わらず上条さんは右手でパンチするだけなのに強いなあ。
主人公補正ですか?


[ 2010/06/13 22:19 ] 鎌池和馬 | TB(0) | CM(0)

四畳半神話大系

京都大学の学生である「私」が2年間の学生生活を無為に過ごした。
これは最初に選んだサークルが間違いであったこと、それに悪友の小津のせいだろう。
本来であれば、美しいことしか頭にないふはふはとした黒髪の乙女とバラ色のキャンパスライフを謳歌しているはずなのに。

どれを選んでも結局同じ結果になるということで、いろんな選択をした場合の話が繰り返される。
でも結局明石さんといい仲になれるのだから、どの道でもハッピーエンドなのではなかろうか?
ボクはそう思う。

それにしても小津が最も活動的で有意義な人生を送っているのだなあ。

アニメ化されている話だ。



[ 2010/06/11 23:03 ] 森見 登美彦 | TB(0) | CM(0)

図書館の神様

相当やる気のない、高校教師の主人公(女)が、文芸部の顧問をしている。
文芸部には男子生徒が一人のみ在籍している。
男子生徒はとても文学に一途に真面目に部活に取り組んでいる。
どっちが先生だか分からない。
女教師は男子生徒に影響されて段々文学に興味を持つようになっていく。

女教師は、過去にバレー部員を自殺に追い込んでしまっていたり、不倫関係にある菓子職人と別れたり。
なんかいろいろある。

男子生徒との関係がなんか青春って感じ。
二人で走って図書館でサイダーを飲む。
男子生徒が卒業してから送ってくる手紙がまた素敵だ。

こういう話が好きだなあ。



[ 2010/06/11 22:46 ] 瀬尾 まいこ | TB(0) | CM(0)

守護天使

ハゲデブのダメおやじが女子高生に恋をして、ストーカーになる話。
オヤジが死んでしまって、本当に守護天使になる話ではない。

ネットで犯罪仲間を募ったりチョー悪い人が出てくる描写と、オヤジのダメっぷりをユーモラスに描くのが対照的。
もうちょっと犯罪はマイルドな方がいいなあ。

あと、おまけで、ヤクザ絡みの犯罪に立ち向かう話があるけど、少々ご都合主義過ぎるストーリーかも?
糞尿だし、蛇足的。

これはラブストーリーなのか?



[ 2010/06/11 22:38 ] 上村佑 | TB(0) | CM(0)

嘘つきは妹にしておく

嘘シリーズの第1弾。
自分を妖精と言い張る謎の少女ミド(っていうか名前がなかったので、主人公が名付けた)。
バラバラになった自分のお話を集めてくれと主人公の少年に頼む。
お話を集めることができないとミドは消えてしまう。
お話を集めるには、そのお話を持っている人と心の交流をしなきゃいけない。
心の交流って難しそうだなあと思いきや、適当に話したり怒ったり戦ったり仲良くしたりすればいいわけ。

まあ、ミドが可愛らしい。
緑色の服を来てるんだぜ!?
細い棒みたいな足なんだぜ?
主人公の妹を自称するんだぜ?
自分で妖精と言い張っているだけの頭がアレな人かと思ったら、本気で妖精だったのでびっくりだ。

ラストがハッピーエンドなので嬉しい。
すばらしい。



[ 2010/06/11 22:31 ] 清水マリコ | TB(0) | CM(0)

侵略する少女と嘘の庭

キラー悪魔と呼ばれるツンデレ風の少女「りあ」に振り回される主人公の牧生。
牧生の属する仲良し4人組が、りあによってかき乱されてだんだん自立していく。
りあが悪い子として振舞うのは、呪いのせいで、その呪いを解くためには、りあの庭を完成する必要があって。
でも、庭を完成させるにはどうすればいいのか分からなくって。

なんか、キュンキュンする感じの青春小説?
かなり気に入ってしまった。

もともとMF文庫から出ている嘘シリーズから3部出ていて、その最後らしい。
これは買揃えないと。



[ 2010/06/11 22:21 ] 清水マリコ | TB(0) | CM(0)

クレギオン7 ベクフットの虜

安全で健全な仕事をしているハズのメイを見るために両親がやって来る所なのに、惑星ベクフットの海賊の潜水艦の中に捕らえられちゃう。
なんだかんだで両親が乗った宇宙船が、ベクフットにワープアウトして遭難したところをメイが助けちゃう。

話の筋自体は娘の仕事ぶりを見に来る両親というかなり身近すぎる話ですが、ベクフット全体を覆う膜や、ベクフットの日照を一定にするよう太陽の光をコントロールする謎の存在、さらに白い花を咲かせることで惑星の反射率を変えて太陽を制御してしまう藻とか、SF設定がカッコいい。

出てくる登場人物はみんな良い人。
海賊すらも人助けをするぐらい。
そんなところがハートウォーミング。


[ 2010/04/30 10:57 ] 野尻抱介 | TB(0) | CM(0)

とある魔術の禁書目録5

いろんな話がこんがらがった巻だなあと思ったら、短編をつないだモノのようです。
全部夏休み最後の日の出来事。

あの3巻で御坂妹を殺しまくって、指をガムっぽく噛んでみたりして極悪非道だった「一方通行」が主人公で、御坂妹の20,001人目であるところの「打ち止め」を助けちゃうという、ドラゴンボールで言うところのベジータがイイヤツになるみたいな展開。

御坂美琴がなんか爽やか青年に迫られたと思ったら、魔術師が化けていた偽物でした。
でも夏休みの宿題を終わらせていない上条がなんとかしちゃって、影で見ていた美琴がドキドキしちゃう話。

インデックスが魔術師にホイホイ捕まっちゃって、禁書の1つを引き出されちゃう。
魔術師はどこかの誰かが呪いを受けて苦しんでいるのを助けたい一心だったのですが、一冊だけ読んだ魔術師は耐えきれませんでした。
しかしなんかいい感じで上条が、例の右手で助けちゃう。
結局宿題できませんでした。

どうも、一方通行の話だけで良かった気がする。
打ち止めは萌えキャラだし。


[ 2010/04/29 22:12 ] 鎌池和馬 | TB(0) | CM(0)

風紋 下

あらすじ:
凶器はドライバーじゃないということが判明して自供の信ぴょう性がなくなり無罪になりかけた松永だったが、新たな証拠が出てきて12年の懲役刑が確定した。

普通の刑事モノならこれだけの事なんですけど、この小説は人々の心の動きを執拗に追ったもの。
とにかく暗い。


[ 2010/04/29 21:54 ] 乃南 アサ | TB(0) | CM(0)

とある魔術の禁書目録4

わりとありがちな人格が入れ替わるお話。

父がいろんなところから買ってきたおみやげが偶然エンゼルフォールを生み出しちゃって、人間界に天使が降り立って、その余波で人格が入れ替わっちゃった。
天使は原理的に人より強い感じで、人類1人に一発ずつ核ミサイルを打ち込むぐらいの攻撃力があるんだけど、なぜか神裂ひとりでなんとかなっちゃった。

いつも思うけど、終盤でとてもかないっこ無さそうな敵が出てきた時に、主人公とか仲間キャラの強さが跳ね上がっちゃう。
ドラゴンボールに例えると、フリーザにプーアルが勝っちゃうぐらい。

まあ、いつもハッピーエンドになるのでOKです。


[ 2010/04/29 10:30 ] 鎌池和馬 | TB(0) | CM(0)

風紋 上

めちゃくちゃ暗い話。

殺された女の家族、殺した男の家族の苦しみを延々と描いている。
家族内での不和、親族と軋轢、悪意ある第三者、あることないこと言い立てるマスコミ。
どこをとってもひどい感じのことがびっしり書いてある。

この調子で下巻も続くのか…。
憂鬱だ。


[ 2010/04/25 10:34 ] 乃南 アサ | TB(0) | CM(0)

世界でいちばん簡単なVisualC#のe本―VisualC#2008の基本と考え方がわかる本

時代はC#だと思い、本屋で一番分かりやすそうなのを買ってきた。

なんとオールカラー。
ゆるいラッコのキャラがかわいい。

めちゃくちゃわかりやすいく書かれている。
何度でも説明を繰り返してくれてる。
流れで読んでるだけで反復学習出来る感じ。

オブジェクト指向の説明に比喩表現を使いがちだけど、たいていそれじゃナンのことかわかんない。
ところがこの本では比喩表現は全く使っておらず、オブジェクト指向とはどういう事でプログラムにどう役に立つのかを直接的に教えてくれる。
素晴らしい。

さくっと読めてさくっと理解出来る感じ。
C#の最初の一歩はこれだ。


[ 2010/04/21 21:31 ] 金城俊哉 | TB(0) | CM(0)

独習C

プログラムを組みたくてC言語の勉強をした。
豊富な例題とともに順を追って学習できる。

大昔に大学でちょろっとCをかじっていただけなので、一から順に理論立てて知識を得ることができた。
あとはプログラムを組むだけだ。
問題は本を読んでいるうちに、プログラミングを組む気がなくなってきたところ。
熱しやすく冷めやすい性格。

CD-ROM付でコンパイラもついているが、うちのPC環境(Windows7 64bit)では文字化けが発生してしまう。
フリーのコンパイラBolandC++と、フリーの開発環境「C言語を始めよう!」を使って事なきを得た。


[ 2010/04/16 21:39 ] ハーバート・シルト | TB(0) | CM(0)

とある魔術の禁書目録3

一方通行が悪いヤツすぎ。
1万人の御坂妹を殺してるし。

上条がつよすぎ。
御坂の雷でボロボロになっているのに一方通行に殴り勝ち。


[ 2010/04/11 23:07 ] 鎌池和馬 | TB(0) | CM(0)

クレギオン4 サリバン家のお引越し

メイが初めてのミッションディレクターとしてサリバン家の引越しを請け負った。
花壇ごと宇宙コロニーに持っていくことになり、会社としては大損。
なんとか花壇を運ぶことはできたけど、コロニーでのクーデター騒ぎに巻き込まれてしまい。
って感じ。
サリバン夫人が一番厄介なお荷物だったんですけど、なんだかんだでサリバン夫人問題だけが解決できました。

解説に飛浩隆が書いているんですけど、これがすごい。
野尻抱介の文章の何がすごいかを、実例をあげつつ詳細に解説してくれている。
短く簡潔に、それでいて読者に状況を整然と伝えることができる文章であるとのことで、確かに読み返してみたらそのとおりだなあって思った。
解説って本当に解説なんだっていう解説でした。
なんかこの本の中で解説が一番感動しましたよ。


[ 2010/04/04 00:45 ] 野尻抱介 | TB(0) | CM(0)

デュラララ!!

東京でバイクに乗っているデュラハンの話。
ネット上で出来上がったダラーズという組織。
闇医者とかキレた高校生とか。
あと、いろいろ。

なんかカッコつけた感じが、とても気持ち悪い。
感情移入はできない。


[ 2010/04/01 23:04 ] 成田良悟 | TB(0) | CM(0)

幸福の手紙

私立探偵のようなことをしている浅見が主人公の推理小説。
半分の馬を見たという被害者の言葉をもとに、北海道に赴いて被害者の心情を追い続けていく。
浅見っていいとこの坊ちゃん見たいけどお金が無いみたいで、北海道に行くのも一大決心が必要みたい。

なんだかんだで、第二、第三の殺人は勘違いの結果だったという。
最後はかなり嫌な結末でした。


[ 2010/03/30 22:18 ] 内田康夫 | TB(0) | CM(0)

砂の器 上下

松本清張といえば汽車が出てくる推理もの。
「砂の器」でも、いきなり操車場で死体が発見されるし、東北や関西、北陸への汽車の旅が描写される。

といっても、別に電車マニアのための小説じゃあない。
被害者が話していた方言から東北出身だと思わせておいて、実は出雲の方でもズーズー弁を使っているんだ、という豆知識があったり、超音波で人を殺してみるとか。
被害者が映画館に2回行ったことを突き止めて、その時の映画フィルムをみたけど手がかりが無く、じゃあニュースフィルムになにかあるのかと思ったらやっぱりなく、ああ、予告フィルムにあるはずだと思いきややっぱりなく、とか試行錯誤を繰り返す。

主人公の今西刑事の暖かい人情味あふれる性格がよい。
でも、今西刑事が偶然に事件関係者に出くわす機会が多すぎ。
東北に行ったらヌーボーグループを見かけたり、後から殺される宮田が妹のやっているアパートの周りで口笛を吹いているのをたまたま見かけたり。

失業保険金給付金の表は全然不要な気がした。


[ 2010/03/22 13:42 ] 松本清張 | TB(0) | CM(0)

とある魔術の禁書目録

アニメ化されてた「とある科学の超電磁砲」が面白げだったので、小説を読んでみようと思ったところ、実は「とある科学~」って「とある魔術の禁書目録」のスピンオフ作品であることを知った。

ん?名前が「科学」と「魔術」って、両者では全然世界観が違うのでは?御坂美琴とか出てこないんじゃないの?そもそも舞台が学園都市じゃないのでは?
それにどうやら「とある魔術~」が作者のデビュー作らしいので、書き慣れていないだろうし、読みにくいかも?変なルビを無理やりたくさん付けていそうだし。

なんて事を想像していたら、なかなか購入して読もうという気にならなかった。
けど、とりあえず読まず嫌いは良くないな、と思い直した。

そしてようやく読んでみた。
…一気に読み終えた。
面白いです。

まず、最初に思っていた想像は違っていた。
「とある魔術~」も学園都市の話であり、「とある科学~」にも出てくる上条当麻が主人公。
御坂美琴もちょっとだけ出てくる。なんかかませ犬みたいな扱いだけど。

作者の筆力というか表現方法は、やっぱり慣れていない感じで、人の視点がたまにふらふらしちゃって少々読みづらいところもあるけど、十分許容範囲。
他の人のデビュー作ではもっとひどいのがいっぱいあるし。

舞台は超能力をカリキュラムとする学園都市。
そこの生徒の上条当麻はレベル0の無能力者だが、彼の右手にはすべての異能力を強制的に無効化する力を持っていた。
ある日、白い法衣をきた娘インデックスが「おなかすいた」とベランダに引っかかっていた。
インデックスは禁忌呪文をすべて頭の中に記録していて、それを狙う悪い魔法使い達が襲ってきて、なんだかんだがあって。
最終的にはインデックスのせいで上条が大変なことに!
バッドエンディングだ。

あと感想を列挙。

・幻想殺しは神をも殺す能力と言われていらしいけど、誰に言われているんだろう?上条の能力は誰にも評価されていないという前提では?あと、いくら異能力に由来する影響をすべて打ち消すと言っても、燃えた建材にも効果があるというのは強すぎ、というか拡大解釈しまくり。
・ステイルは14歳で身長2メートルって化物みたいなやつだけど、誰も騒いでいないような。この世界では高身長化が進んでいるのか??あと、悪役のフリをしているわけだけど、こいつはほんとに悪人だと思う。
・表紙絵とか挿絵はとてもうまい。けど、インデックスが天使のようにおとなし可愛く描かれすぎかも?
・あのラストは1巻で完結してやるぜ!という意志が感じられたんだけど、実はまだまだ続くんですね。
・上条は完全に記憶を無くしちゃったのに、なんでインデックスを気遣うために記憶があるフリをしようと思うんだろう?インデックスの事わかんないのに。

と、くだらないいちゃもんを思いついちゃうぐらい、お話に引き込まれているわけです。
引き込まれた分、納得いかない点がとことん気になるのです。

こいつはシリーズを読み尽くしたい。


[ 2010/03/21 23:37 ] 鎌池和馬 | TB(0) | CM(0)

パパのいうことを聞きなさい!(松智洋)

姉夫婦が飛行機事故で亡くなって、三姉妹を勢いで引き取ることになった大学生のお話。
ドタバタものかと思いきや、割とシリアスなところもあって、最後は感動。
これ1巻でうまく完結しているように思ったけど、あとがきによるとシリーズ化していくみたい。

六畳間で4人住むのは無理っぽいなあ。
あとロ研(路上観察研究会)ってなにをする集まりなんだろ?

面白いし、読みやすいラノベ。


[ 2010/03/20 10:38 ] 松智洋 | TB(0) | CM(0)

動機

推理ものの短編集。

警察手帳が大量になくなっちゃう話と、元服役囚が殺人依頼される話と、女新聞記者のネタ元との関係の話と、法廷で寝ちゃった裁判官の話。
どれも面白い。
結構暗めの話ばっかりだけど、最後はハッピーエンドとは行かないまでもなんとなく希望が持てそうな終わり方なので、後味が良い。



[ 2010/03/13 18:28 ] 横山秀夫 | TB(0) | CM(0)

顔 FACE

似顔絵描きの婦警が主人公の推理小説。
割といろいろ失敗しちゃうけど、最後には真実が見えてくる、みたいな。

主人公の瑞穂は前作では端役で出ていて似顔絵で大失敗した経歴があるみたい。
だから女は使えねえ、って感じで疎んじられちゃっているけど、挫折しながら頑張る。
割とハートウォーミングなお話かも?


[ 2010/03/11 23:55 ] 横山秀夫 | TB(0) | CM(0)

幻夜

たぶんというか、どう見ても白夜行の続きだと思う。
美冬=雪穂って感じで。

前作の場合は雪穂・亮司ともに心情描写がなく、影で二人が支え合って陰謀を企てているような印象を受けた。
それに対して今回の幻夜では美冬の心理描写はないのは相変わらずだけど、雅也についてはほとんど主人公扱いで心理描写が密に入っている。
そのため美冬の底知れなさが際立ち、雅也が一方的に美冬に利用されている感じでした。

それにしても美冬は無敵すぎる。
最後は雅也と加藤が爆死したのも美冬の計画通りなのか?


[ 2010/03/02 21:09 ] 東野圭吾 | TB(0) | CM(0)

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